運転者年齢条件特約

運転者年齢条件特約は、車を運転する人の年齢を制限するこ
とで自動車保険の保険料を安くすることのできる特約です。

 

一般的に免許取り立ての20歳以下では事故を起こすリスクが高く、
逆に年齢が上がるにつれてベテランドライバーが増え、事故のリ
スクが減っていくことから、主に車を運転する人の年齢をあらか
じめ限定することで保険料を節約することができるのです。

 

「年齢の種類」
年齢条件はすべての年齢で補償される「全年
齢補償」から「35歳以上補償」まであり、年
齢条件が上がるほど保険料が安くなります。

年齢条件 保険料
全年齢補償 割引なし
21歳以上補償
26歳以上補償
30歳・35歳以上補償 割引が大きい


年齢条件の設定は、「35歳以上補償」が上限となります。

 

「30歳以上」と「35歳以上」は保険会社ごとに設定が異な
り、選んだ保険会社によりどちらかしか設定できません。

 

「年齢条件の設定による割引率」
年齢条件の設定による割引率は保険会社によっ
て異なりますが、概ね以下の割引率となります。

 

・21歳以上補償⇒40%〜55%割引き
・26歳以上補償⇒60%〜70%割引き
・30・35歳以上補償⇒65%〜75%割引き

 

「年齢条件が適用される範囲」
年齢条件を設定した場合、その限定が適用となる範囲は以下のとおりです。

 

・記名被保険者本人
・本人の配偶者
・本人または配偶者の同居親族
・上記1から3のいずれかに該当する人の業務に従事中の使用人

 

年齢条件を設定するとすべての運転者に年齢条件が適
用になると勘違いされる方がいますが、別居している
親族や友人、知人などは年齢条件の対象外となります。

 

そのため、例えば大学進学のため別居している子
供が帰省した時、車を運転することになったとし
ても年齢条件の対象とはなりませんので、一時の
ためにわざわざ契約を変更する必要はないのです。

 

また、年齢条件のために年下の友人に運転を代わってもらうこと
ができないといったこともありませんので覚えておきましょう。

 

ただし、本人限定や配偶者・家族限定のどの運転者限定
特約を別途設定していた場合など、友人や別居の親族が
補償対象外となることがありますので注意して下さい。

 

「契約中に年齢が変わった場合」
運転者年齢条件特約は記名被保険者の年齢によって自動的に付
加されるものではなく、必ず申し出ることが必要になります。

 

年齢条件の変更は契約途中でも年齢変更が可能です

 

自動車保険契約中に誕生日を迎え、年齢が「21
歳」「26歳」「35歳」に変わった場合はすぐに
手続きをすることで保険料の節約ができます。

 

保険料を年間一括払いで支払っていた場合、保険料の
満期までの日数に応じて保険料の差額が返金されます。

 

変更の手続きは保険会社にもよりますが、マイページ
からの変更依頼やコールセンターに電話一本で変更で
きるなど、割と簡単に手続きが可能となっています。

 

年齢条件の区分次第では保険料が大きく節約できる場合もありま
すので、年齢条件を満たしたら速やかに手続きを済ませましょう。